東海村の概要

茨城県にある東海村という村をご存知ですか?
面積は約38キロメートル、人口は約3万8千人、決して大きな自治体とは言えませんが、いろんな歴史を積み重ねてきた村です。
また、市町村の中では大きくないかもしれませんが、村に限定するならばなんと全国2位の人口。
市街化もされており、人口密度で見ても町に移行することのできる条件を満たしています。
東海村というと場所のイメージがつかないかもしれませんが、隣接する自治体は、日立市、那珂市、ひたちなか市など。
茨城県の太平洋側にあるということですね。

そんな東海村ですが、その特徴は、那珂川などをはじめとする川、そして太平洋という海、これらに面しているということです。
古来より川や海は交通や物流に使用されてきました。
東海村はまさにそうした交通や物流の拠点となり、「水辺のムラ」としての歴史をはぐくんできたのです。
かつては水田地帯のほか交通の要衝として。
現在でも様々な産業や研究がなされている拠点として活用されています。
1950年代には原子力研究所の最初の研究施設が設置され、日本で初めて原子力の灯がともったのもこの東海村だといわれています。
常に様々なモノを飲み込み、そして歴史を作り出してきたのが東海村だといえますね。

さて、自治体にはそれぞれシンボルマークとなる「木」、「花」、「鳥」が制定されており、紋章も作られています。
東海村の場合はどうでしょうか?
村の木は、「黒松」です。
黒松は皆さんもご存知のように、海岸線の防砂林などとして用いられている木です
東海村は太平洋に面している村であり、古来から親しまれていることもあって制定されました。

村の花は「スカシユリ」です。
スカシユリは砂丘などに生える花ですが、東海村の海岸線には広く砂丘が存在しています。
現在は砂丘の大きな部分は原子力関係施設となっていますが、そうした砂丘に群生しているころから制定された模様です。

村の鳥は「メジロ」です。
こちらも東海村にたくさんいて、古くから多くの人々に愛され、制定に至ったようです。

そして東海村の紋章ですが、こちらにも原子力の要素が含まれています。
ひらがなの「と」&原子力を表す「γ(ガンマ)」を表すデザインになっています。

このように、東海村は様々な歴史や特徴があり、その特徴を生かしたまちづくりをしているということが分かりました。
あまりなじみがなかった自治体かもしれませんが、こういうポイントを知ると親しみも湧いてくるかもしれませんね。